6月20日に開催されました、九州サッカーリーグ第11節の試合結果をお知らせします。

<試合情報>
九州サッカーリーグ 第11節
■日時
6月20日(日)12:30キックオフ
■対戦相手
沖縄SV
■試合結果
○0-0(PK5-4)
(前半)0-0
(後半)0-0

ヴェロスクロノス都農 スターティングメンバー
GK 1 伊藤剛
DF 6 柳田健太
DF 16 池庭諒耶
DF 20 藤田大道
DF 22 阿渡真也
MF 4 梶山幹太
MF 7 大竹隆人
MF 8 曽我部慶太
MF 10 北川滉平
MF 26 川満陸
FW 9 谷口堅三

交代
HT 9 谷口堅三→11 鈴木将馬
66分 26 川満陸→29 樽谷誠司

<試合レポート>
九州サッカーリーグ前期11節。
前期最終戦、ここまで両チーム全勝の頂上決戦。
昨日の試合結果により得失点差を逆転され1位沖縄SV、2位ヴェロスクロノス都農という順位。

この試合で勝利し、首位を奪還、後期に向け勢いを付けたいヴェロスクロノス都農は、元日本代表高原直泰がオーナー兼選手を務め、首位に立つ沖縄SVと対戦。

ヴェロスクロノスは前日の試合から先発選手2名を入れ替え。
GK1伊藤剛がリーグ戦初先発。
DF20藤田大道が2試合ぶりとなる先発復帰。

試合のファーストチャンスを作ったのはヴェロスクロノス。
試合開始すぐに相手陣内に攻め込むと、2分エリア内でボールを持った26川満陸がシュートフェイントで相手DFを交わし左足でシュート。
これは惜しくもゴールの外のネットに。
10分反対に沖縄SVに決定機を作られる。
右サイドからエリア内に侵入されるシュートを打たれると、あわやゴールを思われたが、このシュートはクロスバーに跳ね返り難を逃れる。
その後は激しい攻防、一進一退を繰り返す。
ボールを保持しながら攻めてくる沖縄SVに対して、奪ってから早い攻撃で相手陣内に侵入を試みるヴェロスクロノス。
沖縄SVは深い位置からのロングスローでゴール前に押し込んでくるが、負けられないという気迫を見せ、しっかりとはじき返すヴェロスクロノス。
すると30分4梶山幹太が右サイド寄りでボールを受けると、中央に切り込みながらペナルティエリア手前からミドルシュート。
しかし、これは力なく相手キーパーにキャッチされる。
その後も4梶山を起点に相手ゴールに迫るもゴールはならず。
DF陣は体を張って16池庭諒耶、22阿渡真也を中心にしっかりと跳ね返し、無失点で前半を終える。

後半に向けワントップを張っていた9谷口堅三に替え、11鈴木将馬を投入。
後半最初のシュートはヴェロスクロノス。
右サイドに展開されたボールを4梶山から6柳田健太、そして、ペナルティエリア手前にいた7大竹隆人へ。
それを7大竹がミドルシュートを放つも大きくゴール上に外れる。するとすぐにピンチを迎える。
48分自陣左サイドをドリブルで侵入されると、フリーの選手へパスを出されシュートを打たれるがゴール上に外れ難を逃れる。
55分ピッチ中央右寄りのセットプレーから7大竹がファーサイドへけり込むとそこで待っていた22阿渡がヘディングで折り返す。
このボールがゴール前に転がりゴールかと思われたがポストに当たってゴールならず。
その後63分、65分と梶山がシュートを放つもゴールは奪えない。
さらに68分中央スルーパスに11鈴木が抜け出す。
相手キーパーと1対1になると、少し浮かせたループシュートを放つが相手キーパーに阻まれる。
70分を過ぎると立て続けに自陣深い位置からロングスローからゴール前に放られるが、GK1伊藤剛を中心に跳ね返す。
その後も猛暑の中お互いに消耗しながらも激しい攻防を見せるもスコアは動かず後半終了。

PK戦へ。
PK戦では勝利チームに勝点2、負チームに勝点1が与えられる。

お互いに1本目は決める。
沖縄SVが2本目を外すものの、22阿渡が相手キーパーに止められ失敗。
3本目も沖縄SVが失敗し、6柳田が成功したことでリード。
しかし、4本目を11鈴木が外し同点に。
5本目6本目はお互いに成功し、キッカーは7人目へ。
そして、沖縄の7人目がゴール上に外す。
決めれば勝ちとなる7人目のキッカーは16池庭。
審判の笛が鳴り少しの静寂のあと、ゆっくりとした助走から放たれたシュートがゴールネットを揺らし試合終了。
見事PK戦で勝利し、大きな勝点2を獲得した。

大きな大きな勝点2。
これで前期終え勝点差1で首位に立ったヴェロスクロノス。

後期日程は1週空いて7月3日、4日に宮崎県での集中開催。
この試合での勝利の勢いそのままに後期も勝ち進んでいきたいところ。

<次の試合>

九州サッカーリーグ 第12節
■日時
7月3日(土)12:00キックオフ
■対戦相手
FC中津
■会場
西都市清水台総合公園 多目的広場C