9月19日に開催されました、九州サッカーリーグ第22節の試合結果をお知らせします。

<試合情報>
九州サッカーリーグ 第22節
■日時
9月19日(日)12:10キックオフ
■対戦相手
沖縄SV
■試合結果
○1-2
(前半)1-0
(後半)0-2

ヴェロスクロノス都農 スターティングメンバー
GK 1 伊藤剛
DF 6 柳田健太
DF 16 池庭諒耶
DF 17 古部健太
DF 22 阿渡真也
MF 4 梶山幹太
MF 7 大竹隆人
MF 8 曽我部慶太
MF 10 北川滉平
FW 9 谷口堅三
FW 11 鈴木将馬

交代
63分 17 古部健太→20 藤田大道
80分 4 梶山幹太→3 マルセロカゼミーロ

得点(アシスト)
(前半)
48分 10 北川滉平
(後半)
86分 失点
92分 失点

<試合レポート>
九州サッカーリーグ第22節。
リーグ最終戦。
優勝のかかる大一番。
ここまで17試合無敗(17戦16勝1PK勝)のヴェロスクロノス都農は、17戦15勝1PK勝1PK負の沖縄SVと対戦。

ヴェロスクロノスは、この試合で勝利もしくは90分間で同点(PK戦突入)の時点でリーグ優勝が決まる。

試合のファーストシュートはヴェロスクロノス。
2分右サイドからのボールに9谷口堅三が右足を合わせるも大きく上に外れる。
さらに、4分敵陣右サイドからのフリーキックを9谷口が頭で合わせるも相手キーパーにセーブされる。
その後は、優勝がかかった試合とあって、激しいせめぎ合いを繰り返す。
お互いに集中した守りを見せ、流れの中からの決定機は生まれない。
コーナーキックやセットプレーからゴール前に迫る場面を作る。
30分敵陣右サイドでのセットプレーからエリア内に蹴り込まれたボールをファーサイドで9谷口が折り返し、それを11鈴木将馬が頭で落とし、最後は16池庭諒耶がシュートを放つもゴール上に外れる。
33分にもセットプレーからファーサイドで待っていた16池庭が頭で合わせるもゴールポストに直撃しゴールならず。
前半のアディショナルタイムの表記は4分。
アディショナルタイム2分エリア付近でボールを受けた10北川滉平が反転してゴールを狙うも、相手キーパーにセーブされる。
このまま前半終了かと思われた前半アディショナルタイム3分。
やはり試合が動いたのはセットプレーから。
ヴェロスクロノスがコーナーキックを獲得すると、8曽我部慶太が蹴り込んだボールに頭で合わせたのは10北川。
待望の先制点を挙げる。
前半終了間際の先制で試合を大きく優位に進める。

後半、2点を返さなければ優勝がない沖縄SVが攻勢に出てくるが、DFラインの6柳田健太、16池庭諒耶、22阿渡真也、17古部健太の4名を中心にしっかり弾き返す。
ヴェロスクロノスの後半ファーストチャンスは56分、カウンター気味に右サイドを駆け上がった10北川がサポートに来ていた6柳田に落とすと、これを6柳田がそのまま中にセンタリングを上げる。
中で待っていたのは9谷口。
頭で合わせるものの惜しくもゴール右へ。
65分には17古部と交代で入った20藤田大道が攻め上がりペナルティエリア付近で右足のシュートを放つも相手キーパーがセーブ。
その後飲水タイムを終えると沖縄SVはパワープレーへの準備を始める。
69分に長身のFWを投入。
76分には前期の試合でも苦しめられたロングスローを武器とする選手を投入。ここから試合の様子が一転する。
長身FWに合わせたロングボール、アーリークロス、さらにはロングスロー、徹底したパワープレーで押し込んでくる沖縄SV相手に、じりじりとラインを下げられ、我慢の時間が続く。
ヴェロスクロノスは80分、MF4梶山に代えてDF3カゼミーロを投入しパワープレーに応じるものの、マイボールにできる時間が作れない。
すると86分ロングスローを警戒しすぎ、スロワーの近くの選手へのマークがゆるくなると、そこからアーリークロスでファーサイドに。
ファーサイドの選手がこれを折り返し、背を向けたままの相手選手がボールを落とすとそこに待っていた選手にフリーの状態でエリア付近からシュートを打たれ失点を許してしまう。
このまま同点でも優勝が決まるヴェロスクロノスであったが、残り時間もパワープレーに対処するものの押し込まれ気味の嫌な時間が続く。
後半のアディショナルタイムは4分。
とても長く感じる4分間。
なんとか守り切りたいヴェロスクロノスであったが、残り2分を切ったところで相手のアーリークロスを頭で合わされ、土壇場で逆転を許してしまう。
すぐさまゴールを奪いに行くヴェロスクロノスであったが無情にも試合終了の笛。
目の前で掴みかけていたリーグ優勝、そして全国地域サッカーチャンピオンズリーグへの出場権は、試合時間残り8分から逆転をされ手の中からこぼれ落ちる結果となった。

悔しいという一言では言い表せない結果となってしまいました。
いつもご支援ご協力ご声援をいただいているみなさまにはご期待に沿えない結果となってしまい大変申し訳ありません。

これで今季の公式戦が終了となります。※
まだまだ気持ちの整理が付かないような状況ではありますが、しっかりと今季を振り返り、来季こそはJFL昇格を果たせるよう、準備を進めてまいりたいと思います。
※わずかながらも全国地域サッカーチャンピオンズリーグは輪番枠での出場権がありますが、昨年九州地域が該当したため、今季回ってくる可能性はほぼ0に等しい状況です。

今季もコロナ禍ではありましたが、たくさんのご支援ご協力ご声援をいただきましてありがとうございます。
これからも引き続きヴェロスクロノス都農をよろしくお願い申し上げます。